毛利 まさみちの最新情報

2014年1月発刊

青い空がつながった

(新日本出版社)

宮城県石巻で「東日本大震災」に遭った麻美は、家族で広島市に引っ越します。それからやがて一年、麻美は公園で捨てられた子犬をひろいました。津波のあと にみた土砂に埋まった犬の死骸が麻美の頭をよぎります。麻美は子犬の飼い主だという少年と出会います。少年は、原発のある福島の町から広島に避難してきて いるのでした。

 

作:毛利 まさみち / 絵:うめだ ゆみ

新日本出版社

定価1,512円(本体1,400円)

2011年12月発刊

鬼ガ山

(絵本塾出版)

おくびょうもので気が弱く「弱かっぺい」と、かげぐちをたたかれている勝平。
気だてが良く、しっかり者とひょうばんの千代。ふたりは鬼がすんでいるといわれ、おとなもめったに近づかない「鬼ガ山」にいくことに。
しかし、ふたりが山だと思っていた「鬼ガ山」は
―。

 

作/絵:毛利 まさみち

絵本塾出版

定価 1,300円 +税

青の森伝説

(新日本出版)日本子どもの本研究会選定図書

人はみな心の中に明日という希望につながる「夢」を育てている―

十九世紀のヨーロッパ北部。日本人の血を引く少年ニコは、人間の言葉を話すようになった愛犬ジルバーとともに、魔物が棲むという「青の森」へと向かいます。魔力封じの力を持つ「星のリング」で、親友ザックを助けるためです。そして、その冒険は、ニコが魔女から奪われた「夢の木」を取り戻すたたかいでもありました―。

 

作:毛利 まさみち / 絵:水上 悦子

新日本出版

定価 1,995円 (本体 1,900円)

2014年7月発刊

こわ~いオバケ 5つのお話(ぞくぞく☆びっくり箱)

(日本児童文学者協会)

第4話ーねだりわらし―

四年生の夏休み、おばあちゃんの家で過ごすことになった美香は、三方を壁に囲まれた静かな部屋で寝た夜、誰かのすすり泣きのような声を耳にする。翌朝おばあちゃんにそのことを話すと、それは古くからある家に居座っている「ねだりわらし」ではないかという。美香は好奇心に駆られ、もう一度同じ部屋で寝るのだが―。

 

作:毛利 まさみち / 絵:亀岡  亜希子

日本児童文学者協会

定価 900円 +税x